KVM上のゲストOSをBenchる


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Scientific LinuxとKVMで仮想化環境を作る
Scientific Linux+KVMのネットワーク設定
KVMにゲストOSを追加した。

KVM上のホストOSのUnixBenchを比較してたのですが、そもそも比較のやり方を間違っていたのではないか?という事を考えだした。
OSで比較するものではないのでなく、OSは決まっていてその上でサーバーを検討するとかにBenchをするのではと。
そういったものなのかなと思うようになったのです。

そもそもFreeBSDじたいがUnixBenchのトータルスコアは低いものなんじゃないかと思ってきたので、別の対象物を探してみた。
FreeBSDといえばSONYのプレステ3だ。

プレステ3でUnixBenchしてみた、とかやってる猛者はいないかと思って探したらやっぱりいたw

/unixbench-results result-PS3-Linux-Cell.txt

やっぱりトータルスコアは低いみたいだな。やはり今までの結果からまとめると、環境は決まっててUnixBenchを使って、スペックのいいサーバー(土台)を探すぞという考え方のほうがなんだかしっくりくる。
大事なことなので2回ほど同じことを書いてしまってますけど、OSの選定の仕方はサポート体制だったりソフトウェアだったりなんやかんやになるだろう。

んでもってさらにしっくりする為にも、KVMの環境になっているさくらのクラウドでCentOSとFreeBSDで試してみた。

各項目

Dhrystone 2 using register variables
Double-Precision Whetstone
Execl Throughput
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks
Pipe Throughput
Pipe-based Context Switching
Process Creation
Shell Scripts (1 concurrent)
Shell Scripts (8 concurrent)
System Call Overhead

System Benchmarks Index Score

さくらのくらうど CentOS6

2499.8
650.7
935.0
1926.2
1258.2
2605.6
1221.6
758.0
1112.0
1295.4
1211.3
1412.1

======
1293.4

さくらのクラウド FreeBSD9

1607.0
753.2
725.4
160.6
471.0
105.2
1680.6
933.5
719.1
1620.9
1559.1
1030.8

======
723.4

予想通りCentOSの方が高い。でも優劣は細かく区切るとFreeBSDの方が高いものもある。
いままでのたけけんのやってきたデータからFreeBSDの方がロードアベレージが上がりにくいって結果も出てますし、安易にこの数値ではOSは決められないぞという事か。

ついでなので自宅KVMでも前回、前々回に採取したデータを載せてみる。

 
Unixbenchの項目一覧

Dhrystone 2 using register variables
Double-Precision Whetstone
Execl Throughput
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks
Pipe Throughput
Pipe-based Context Switching
Process Creation
Shell Scripts (1 concurrent)
Shell Scripts (8 concurrent)
System Call Overhead

System Benchmarks Index Score

自宅KVMDebian

2675.1
629.7
796.7
2384.6
1822.3
4065.6
1987.9
1051.5
1342.5
1580.2
1446.6
2951.9

======
1663.5

自宅KVMFreeBSD8

1255.1
456.8
787.4
155.8
317.0
102.1
959.5
745.8
482.5
348.0
377.6
460.5

======
436.3

自宅KVMFreeBSD9

1211.8
440.4
668.5
128.2
333.0
96.2
908.2
709.0
472.5
1372.3
1305.3
427.9

======
514.2

自宅KVMCentOS6

2600.5
559.5
604.6
1436.6
1012.0
2593.9
1051.3
673.8
805.7
889.2
833.3
1449.2

======
1060.9

横に並べるとDebianが目立つけど、Debianは数値が高くなりやすいんだろうという事で置いておくw
おそらくどのサーバーでためしてもこのOSの順位はだいたい変わらないんだろう。
UnixBenchは縦の比較ではなくて横の比較をするもんなんだな。
なんだかどこかで聞いたような言葉だが。

という事で個人的には納得したので、終わろうかなと思います。
たぶん開発系の人はこのOSでの結果の違いも、UnixBenchのソースとか調べたらわかるんだろうなぁというか、とことん調べるんだろうなあと思うとなんだかなあと思います。だってなんだか、だってだってなんだもん。みたいな。

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